2013年03月10日


回数が多すぎる(汗)

クラシック音楽の中には、一風変わった曲があります。


例えば。

曲の途中で大砲(もちろん空砲ですよ)をぶっぱなす
チャイコフスキーの「序曲1812年」とか。

初演の時、オーケストラのメンバーが自分のパートを
終えると舞台から去っていくという演出をしたとされる
ハイドンの交響曲「告別」とか。



そして、こんな変わった曲もあります。


タイトルは、「ヴェクサシオン(Vexasions)」。
フランスの作曲家エリック・サティの曲です。

タイトルを和訳するとですね。



「嫌がらせ」



となります。

このヴェクサシオン、楽譜を見ると、わずか1ページ。

拍子がなければ、小節もない。
そして、臨時記号がたくさんあります。

初見で弾けといわれるとかなり厳しいですが、
頑張って練習すれば、楽譜に書かれている分は
弾けるようになるかな、という感じです。

ゆっくりと弾くよう指示がありますので、
早くて弾けないってこともないですし。


問題は。
何が「嫌がらせ」なのか、というところ。

曲を聴いてみると、正直、不協和音のオンパレード。
私にとっては心が落ち着くような曲ではないです。

それだけなら、どうってことないのですが。
(不協和音だらけの曲は他にもありますから)


それよりシャレにならないのは、作曲者サティの
このメッセージ。

「このモチーフを連続して840回繰り返し演奏するためには、
 大いなる静寂の中で、真剣に身動きしないことを、
 あらかじめ心構えしておくべきであろう」
 (by Wikipedia 「ヴェクサシオン」)



840回という気の遠くなるような回数を
繰り返して演奏するというのです。

1ページの曲であっても、これだけの回数を繰り返すと、
所要時間は約18時間。



弾いてっていわれたら、丁重にお断り申し上げますm(. .)m。

18時間も弾き続けるなんて、ありえません(苦笑)。




posted by zeroco at 2013/03/10 23:14:04 | Comment(0) | 音楽 | 更新情報をチェックする
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